こんにちは、かな(@knk_0105)です。
株主優待投資をしていると必ず出てくるのが、「継続保有条件あり」という言葉。
最近では、「権利確定日に株を持っているだけ」では株主優待がもらえず、継続保有が必須という銘柄も増えてきました。
その中でも、1年以上継続保有のものはわかりやすいのですが、半年以上継続保有というものが、いつも見落としがち…
2月権利の株主優待は銘柄数も多く人気が高いですが、実は半年未満では優待がもらえない=途中参戦不可という銘柄は限られています。
この記事では、2025年夏時点で確認できている「2月優待 × 半年以上の継続保有が条件」銘柄を4つ厳選して紹介します。
「今から買えば2月に間に合うのか?」「長期保有で優待が増額されるのはどこか?」という視点も含めて整理しました。
半年継続保有が必須な2月株主優待銘柄 4選
ワールド(3612)|アパレル系の優待券、長期で額面倍増

継続条件
- 2月末・8月末の株主名簿に連続2回記載(半年以上継続保有)が必要
- 半年未満では優待がもらえません
優待内容(年2回)
- 100株以上:1,500円分(3年以上で3,000円分)
- 300株以上:5,000円分(3年以上で10,000円分)
- 500株以上:10,000円分(3年以上で20,000円分)
- 1,000株以上:25,000円分(3年以上で50,000円分)※2026年2月から
特徴
アパレル大手らしく、グループ店舗やECサイトで使える優待券。
なんと、ファミリーセールの会場でも使えちゃいます!
(株主優待券と一緒にファミリーセールの招待券も付いてきます)
3年以上の長期継続で額面が2倍になるため、優待利回りを狙うなら腰を据えて保有するのが吉。
配当利回りもよいため、長期で保有するのに適した銘柄ですね!
アズ企画設計(3490)|QUOカード優待、2025年8月は経過措置あり
継続条件
- 2月末・8月末で半年以上継続保有が必要
- ただし2025年8月分は経過措置で継続不要。今から買っても2025年8月優待に間に合います
優待内容(年2回)
- 100株以上:QUOカード 4,000円分
- 200株以上:QUOカード 9,000円分
- 300株以上:QUOカード 15,000円分
特徴
QUOカードは使い勝手抜群。利回りも高く、個人投資家に人気です。
2026年以降は継続必須となるので、仕込むなら今がチャンス。
QUOカードは、ファミリーマートでの利用が2025年12月22日で終了となりますが、それでもまだまだ使い勝手の良い優待品です。
是非このタイミングで仕込みたいですね!
プロディライト(5580)|デジタルギフト優待、400株から
継続条件
- 半年以上の継続保有が必要(2月末・8月末)
- ただし2025年8月分は経過措置で継続不要。今から買っても2025年8月優待に間に合います
優待内容(年2回)
- 400株以上:デジタルギフト 15,000円相当(年合計30,000円)
特徴
優待はデジタルギフトで、Amazonギフト券やポイント、暗号資産など選択肢が豊富。
ただし最低400株からと取得ハードルはやや高めですが、金額換算ではインパクト大。
ビットコイン、イーサリアム、リップルといった暗号資産を選んで交換できるのは、珍しい優待ですね!
PR TIMES(3922)|選べるギフト、3年以上で2口に増額
継続条件
- 2月末と前年8月末に連続して100株以上保有していること
- 半年未満では優待なし
優待内容
- 半年以上継続:優待1口(選べるギフト)
- 3年以上継続:優待2口
特徴
PR TIMESの株主優待は、利用企業に参加してもらって株主優待品を用意するという珍しい優待です。
選べるギフトは、外食券や日用品だけでなく「社会貢献型」などユニークな内容も。
3年以上で2口に増えるため、長期投資家に好まれる銘柄です。
毎年同じ優待があるとは限りませんが、いつも魅力的な商品が並ぶお気に入りの優待です。
2025年は、京王ギフトカードをいただきました!

比較表:2月株主優待 × 半年継続必須タイプ
2月権利の株主優待の中で半年の継続保有条件がある銘柄の比較表です。
銘柄 | 銘柄コード | 2025年8月特例 | 優待内容 | 長期優遇 |
ワールド | 3612 | × | 優待券1,500~25,000円 | ◎(3年以上で額面倍増) |
アズ企画設計 | 3490 | ◎(継続保有条件なし) | QUOカード4,000~15,000円 | × |
プロディライト | 5580 | ◎(継続保有条件なし) | デジタルギフト15,000円 | × |
PR TIMES | 3922 | × | 選べるギフト1~2口 | ◎(3年以上で口数倍増) |
まとめ|2月株主優待は「半年継続条件」を逆手に取れ
2025年夏時点で、2月株主優待 × 半年以上の継続保有が必須なのは、この4銘柄です。
- 今からの購入で2025年8月の優待取得にも間に合うのは?
→ アズ企画設計、プロディライト(2025年8月は特例で継続不要) - 長期投資向きは?
→ ワールド、PR TIMES(3年以上で優待増額)
「半年継続保有」という条件は一見ハードルに見えますが、裏を返せば短期狙いの権利取り組が減り、安定的に優待を獲得できる環境が整うということ。
半年継続保有銘柄は見落としやすいため、この記事を見た今、2月末に向けて今のうちに仕込んでおくのがおすすめです。
- その他半年の継続保有条件のある銘柄はこちら